NFDT 2027
一次審査通過者発表
インクルーシブデザイン部門
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東京モード学園
今井 奏
作品名:Blind Trace(見えない導標)
対象となる障害特性:視覚(全盲)
コンセプト
視覚だけに頼らず、触覚でも着る楽しさを感じられる衣服を提案。 前後どちらでも着用できる仕様と触れて分かる目印を取り入れ、誰もが自分らしく安心して装えるインクルーシブデザインを目指した。
ポイント
前後どちらでも着られる構造に加え、ボタンや切り替えを触覚の目印として配置。視覚障害のある方でも迷わず着用できる設計とした。
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東京モード学園
菊池 リセ
作品名:折りしるべ
対象となる障害特性:視覚(全盲)
コンセプト
「折りしるべ」は、視覚障害のある方が衣服を正しい位置で折り、美しく畳めるよう、刺繍による「折り目ガイド」を取り入れたデザインです。 視覚に頼らず、同じ位置で畳めるため、不要なシワを防ぎ、衣服を長く、きれいにも保つことができます。 機能としての役割だけでなく、刺繍をデザインのアクセントにし、誰もが使いやすく楽しめるインクルーシブファッションを目指しました。
ポイント
折り目となる位置に刺繍を施し、畳む順番ごとに刺繍の種類を変えることで、触覚だけでも順番が分かるよう工夫しました。 ガイド機能だけでなく、刺繍をデザインのアクセントとして取り入れ、機能性とファッション性を両立させています。
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東京モード学園
JI HONG LAN
作品名:包み、守り、動きつづける。
対象となる障害特性:肢体(車椅子)
コンセプト
車椅子使用者が雨の日でも安心して外出できることを目指したレインコートです。 身体だけでなく、車椅子や荷物まで包み込む設計とし、視覚だけでなく触覚でも前後や上下を判別できる触覚マーカーを採用しました。 誰もが天候に左右されず、自分らしく移動できる環境を支えるインクルーシブデザインを提案します。
ポイント
透明防水素材に反射ラインを組み合わせ、夜間の安全性向上させました。 袖口や裾は調整可能で、車椅子やアームサポートにも対応します。 背面には拡張パネル、防水ポケットを設け、使いやすさと快適性を両立しました。
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東京モード学園
工藤 愛果
作品名:案内服
対象となる障害特性:視覚(全盲)
コンセプト
百貨店などでお客様を案内する案内員から着想を得たデザインです。案内員が人を目的地へ導くように、この服は着用者を正しい着方へ導きます。 衿や袖、前後の向きなどを手で触れるだけで判別できる工夫を施し、視覚に頼らず着用できる一着を目指しました。 全盲の方でも安心してファッションを楽しみ、自分らしくトレンドを取り入れたおしゃれができる社会への願いを込めています。
ポイント
服全体に立体的な凹凸や異なる素材感を取り入れ、手で触れるだけで着る手順や前後・左右の向きを判断できるように設計しました。 機能性だけでなく鮮やかな柄やシルエットにもこだわり、全盲の方にもトレンドを取り入れられたおしゃれを楽しんでほしいと思い表現しています。
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東京モード学園
剱持 元気
作品名:Swelling
対象となる障害特性:肢体(車椅子)
コンセプト
Swelling車椅子ユーザーが抱える着脱のしづらさや体温調節の難しさに着目したデザイン。 袖にファスナーを設けることで通気性を確保し、快適性を高めた。また、車椅子だからとファッションの幅を狭めるのではなく、あえて大胆で個性的なシルエットを提案。 座った姿が最も美しく、映えるバランスを追求し、機能性と自己表現を両立した一着を目指し、このデザインを提案した。
ポイント
明るいグリーンを採用することで、着る人だけでなく、周囲にも明るい印象を与えることのできるデザインとした。 また、全体のシルエットを大きく、丸みのあるシルエットにすることで、ボリュームがありながらも、柔らかく、安心感が感じられるような雰囲気を出したところがポイントとした。
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国際ファッション専門職大学
古塩 暖和
作品名:色美
対象となる障害特性:視覚(色覚多様性)
コンセプト
一般色覚者と色覚多様性のある人では同じ配色でも異なる色として知覚されることに着目した。 色彩にしか表現出来ない魅力と美しさを見る人それぞれの色覚によって変化する色彩体験を表現する。 ボタンや毛糸を取り入れ、トレンドを意識したデザイン。 視覚だけでなく、触覚でも楽しめるように異なる素材を組み合わせた。
ポイント
一般色覚者の色の見え方と色覚多様性の方の双方が楽しめるデザインを目指した。 色覚特性によって異なる色の見え方が生まれる配色を採用している。 大小様々なボタンと毛糸は一人一人の個性を表し、ストライプは世界共通と言う意味を込め、多様性の中で繋がる社会を表現した。
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東京モード学園
坂田 実乃璃
作品名:ひとりひとりのかたち
対象となる障害特性:肢体(不随意運動)
コンセプト
パーキンソン病を中心とした、体型や姿勢の変化がある方を想定した服です。パーキンソン病は症状の進行や日によって姿勢や動きが変化しやすく、身体への締め付けや着心地が負担になることがあります。 この服は、その変化を受け入れながら、おしゃれを楽しめる一着を目指しました。
ポイント
全体にゆったりとしたシルエットで、身体の動きや姿勢の変化に柔軟に対応できるようにしました。 ギャザーとドローコードを随所に配置し、締め付けを感じる部分を自分の体調に合わせて調整できます。 前後2WAYで着用でき、日によって着やすい向きを選べるのも特徴です。軽やかな素材感で、長時間の着用でも疲れにくく、締め付けのない快適さを大切にしたデザインです。
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東京モード学園
柴田 寧生
作品名:ACCESS
対象となる障害特性:その他(カテーテル患者/ストーマ等装着者/義手、義足患者等)
コンセプト
医療機器や装具を使用する人が、着替えや処置のたびに衣服を大きく脱ぐ負担を軽減し、身体的・心理的な安心につなげることをテーマとしました。 必要な部分だけを素早く開閉できるアクセス構造を取り入れ、機能性を隠すのではなくデザインへ昇華することで、誰もが尊厳を保ちながら自分らしく快適に過ごせる、新しいインクルーシブウェアを提案します。
ポイント
点滴やカテーテル、ストーマ装具などの位置に合わせて複数のファスナーを配置し、必要な箇所のみを開閉できる構造としました。 ゆとりあるシルエットで着脱のしやすさと快適性を確保し、機能を装飾として取り入れることで、医療とファッションを自然につなぐデザインを目指しました。
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東京モード学園
直井 柚華
作品名:Skin Room
対象となる障害特性:知的・発達(感覚過敏)
コンセプト
感覚過敏の特性を持つ人が、外部環境に左右されることなく、どこにいても安心できる「快適な自己領域」としての衣服。 主に触覚に着目し、布が肌に触れる際の不快感を軽減する衣服としてミリタリーの「隠れる」という概念を取り入れることで、外部からの刺激から身を守る空間を表現した。 着る人にとって持ち運べる部屋のような衣服を目指した。
ポイント
フードやスタンドカラーにより肌の露出を抑え、身体を包み込むシルエットと肌触りの良い綿素材を採用し、触覚による不快感を軽減。 ファスナーでシルエットやゆとりを調整し、多機能ポケットで必要な物を身近に収納できる設計とした。汚れが目立ちにくいミリタリーカラーを採用し、視覚的な快適性も高めた。
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東京モード学園
永田 美鈴
作品名:見える温度
対象となる障害特性:知的・発達(体温調整障害)
コンセプト
温度を感じることが難しい人でも、安全に生活できるように、温度を視覚で認識できる衣服を作りました。 サーモグラフィーの色彩変化をデザインへ取り入れ、誰もが安心して生活できる未来を目指しています。
ポイント
サーモグラフィーをテーマにデザインしました。黒をベースにすることで温度の色彩を際立たせました。 デザイン性と機能性を兼ね備えたユニバーサルファッションです。
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東京モード学園
韓 勝我
作品名:タクティカル・サイバーユニバーサル
対象となる障害特性:肢体(車椅子ユーザー)
コンセプト
車椅子ユーザーが直面する日常の課題の背中の蒸れ、ポケットへのアクセスの悪さなどをデザインしました。
ポイント
機能性とSF主人公のようなカッコよさが完璧に融合した、とても魅力的なデザインです。
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東京モード学園
藤井 歩奈
作品名:HANDS SPEAK
対象となる障害特性:聴覚・言語(音声によるコミュニケーションが困難で、手話を主なコミュニケーション手段とする人)
コンセプト
手話の動きをファッションで表現しました。 袖やシルエットに残像を思わせるデザインを取り入れ、声だけではないコミュニケーションの美しさを表現しています。 障がいのある人もない人も、おしゃれを楽しみながら自然と手話に興味を持ち、多様性を身近に感じられる一着を提案します。
ポイント
手話の動きを残像で表現し、手の動きが言葉になる瞬間を視覚化しました。 総柄にはさまざまな手話の形を取り入れ、ファッションとして楽しみながら手話への関心が広がるデザインを目指しました。
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東京モード学園
藤田 紬生
作品名:carry more
対象となる障害特性:肢体・その他(障害を持つ方全般)
コンセプト
補助具など、日常的に持ち歩くものが多い一方で、移動や動作のために両手を自由に使える状況が求められる。 チューブ編みをたくさん並べて作るポコポコとしたマテリアルを提案。 一つ一つのループに様々な物を引っ掛けることが可能で、両手を塞がずに物を持ち運ぶことができる。
ポイント
衣服全体に配置されたループは、バッグや補助具、小物などを自由に掛けられる機能を持ち、荷物の多い人の負担を軽減する。 装飾にも見えるような形でループを取り入れることで実用性とデザイン性を両立し、誰もが快適におしゃれを楽しめる一着を目指した。
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東京モード学園
森山 陽斗
作品名:絵文字キャッチボール
対象となる障害特性:聴覚・言語(失語症)
コンセプト
この作品は失語症をテーマにデザインしました。 失語症は話す読む書く聞く計算するなど普通の人より苦手で自分で思っている事を相手に正しく伝えるのが困難な症状です。 人と話すのが苦手という方は世界中に多くいると思うし、私自身も思った事を言葉にしたり感情表現するのが苦手でこのアイデアを考えました。 この作品を通して失語症の方や会話が苦手な方もコミュニケーションが好きになり笑顔が増える未来を想像しています。
ポイント
この作品は会話が苦手な方や感情表現が苦手な方をモチーフにダウンウェアにしました。 服にデザインされている絵文字やスポーツマークを触る事で自分の気持ちを伝えたり、相手とコミュニケーション取る事ができる仕組みです。 コミュニケーションを取るだけでなく誰が着てもかわいく街中で着てもオシャレなデザインです。
※1名辞退者あり