Next Fashion Designer of Tokyo 2024
最終審査会の様子
3月20日(水/祝)、Next Fashion Designer of Tokyo 2024の最終審査ファッションショーが、有楽町マリオン センターモールにて開催されました。
多くの観客が見守る中、応募総数1300件を超える応募の中で2次審査を通過した東京都知事賞候補の12組(フリー部門6組、インクルーシブデザイン部門6組)、特別選抜賞候補の6組(フリー部門3組、インクルーシブデザイン部門3組)によるファッションショーを実施。
最終審査員による厳正な審査の結果、東京都知事賞は、フリー部門の大賞を立澤 拓都氏(文化服装学院)が、インクルーシブデザイン部門の大賞を速水 美里氏(東京モード学園)が受賞いたしました。
特別アドバイザーによるワークショップや、マーチャンダイザーやパタンナー、デザイナー等による個別アドバイス会など、プロのサポートを受けつつも、通過者自身の感性と技術、想いが詰まったショーとなりました。
ランウェイ
2次審査通過者は、1名につき3ルックの作品を創りあげ、ランウェイにて披露いたしました。どの作品も、短い製作期間の中でありながら、応募者自身が考案したコンセプトにもとづき高い技術力で仕上げられた素晴らしい作品で、会場に訪れた観客を魅了していました。
トークショー
審査員 高橋 悠介氏、小泉 文明氏、蒲谷 直子氏、特別アドバイザー 加藤 さくら氏によるトークショーも開催されました。最終審査を終えての感想や、本アワードの意義や価値に対してのそれぞれの思いをお話いただきました。
授賞式
授賞式では、フリー・インクルーシブデザイン両部門の特別選抜賞が高橋 悠介氏から授与され、東京都知事賞 優秀賞は、フリー部門が日比野 克彦氏、森永 邦彦氏から、インクルーシブデザイン部門が日比野 克彦氏、原 由美子氏から授与されました。そして、東京都知事賞のフリー・インクルーシブデザイン両部門の大賞が小池百合子東京都知事より授与されました。
バックステージ
バックステージでは、前日から2次審査通過者自身がモデルへのフィッティングを行い、ワークショップも兼ねてスタイリングシートの作成を行うなど、ランウェイに登場する直前まで入念な最終確認を行いました。緊張感の中でのショーの制作現場体験は、審査通過者自身がファッション業界でこれから活躍するうえで、大切な経験になったと思われます。