Next Fashion Designer of Tokyo
最終審査会の様子
3月25日(土)、Next Fashion Designer of Tokyoの最終審査ファッションショーが、丸ビル1階 マルキューブにて開催されました。多くの観客が見守る中、応募総数700件を超える応募の中で審査を通過した東京都知事賞候補の2次審査通過者4名(フリー部門2名、インクルーシブデザイン部門2名)、山本耀司賞候補の1次審査通過者14名(フリー部門7名、インクルーシブデザイン部門7名)によるファッションショーを実施。
最終審査員である、東京藝術大学長日比野克彦氏、衣裳デザイナー黒澤和子氏、ファッションディレクター原由美子氏による厳正な審査の結果、東京都知事賞は、フリー部門の大賞を高山 光氏(文化服装学院)が、インクルーシブデザイン部門の大賞を河村 奈央子氏(エスモードジャポン)が受賞いたしました。
アパレルのプロによる制作補助等、プロのサポートを受けつつも、通過者自身の感性と技術、想いが詰まったショーとなりました。
ランウェイ
審査通過者は、1名につき1ルックの作品を創りあげ、ランウェイにて披露いたしました。どの作品も、短い製作期間の中でありながら、応募者自身が考案したコンセプトにもとづき高い技術力で仕上げられた素晴らしい作品で、会場を訪れた観客を魅了していました。
トークショー
事前審査を行った、梶原 加奈子氏、織田 友理子氏、特別アドバイザーである加藤 さくら氏によるトークショーも開催されました。デザイン画や作品を審査した際にふれた、応募者たちの思いやデザイン力に対しての感想などをお話いただきました。
授賞式
授賞式では、東京都知事賞フリー部門ならびにインクルーシブデザイン部門の優秀賞が最終審査員である日比野 克彦氏から授与されました。そして、東京都知事賞のフリー・インクルーシブデザイン両部門の大賞が小池百合子東京都知事より授与されました。
バックステージ
バックステージでは、審査通過者自身がモデルへのフィッティングを行った他、ランウェイに登場する直前まで入念な最終確認を行いました。緊張感の中でのショーの制作現場体験は、審査通過者自身がファッション業界でこれから活躍するうえで、大切な経験になったと思われます。