応募者コミュニティ(アルムナイ) 体験企画レポート – ハタオリマチフェスティバルと富士山生地加工を巡る産地体験 –
2025.10.31
応募者コミュニティ「アルムナイ」では、山梨・富士吉田で開催された「ハタオリマチフェスティバル」へのツアーを実施しました。
今回のプログラムでは、織物産地としての富士吉田の文化や技術に触れ、体験型ワークショップにて、素材とデザインの関係を再考する機会を創出しました。
開催日:2025年10月18日(土)
訪問地:山梨県富士吉田市 ハタオリマチフェスティバル
富士山合同生地加工合同会社

富士山の湧水とともに千年以上続く織物のまち・富士吉田。
古くからの機屋が残る街並みに、現代のファクトリーブランドが共存するこの地では、織り・染めなど、素材の魅力を最大限に引き出す文化が息づいています。
案内人・秋本様によるツアーでは、富士吉田の歴史や土地、出店ブランドについて紹介していただきました。
富士吉田市が優秀な繊維製品の産地である事、それを主軸にハタオリフェスを開催し各地から参加者が集っている事、町おこしでモノづくりの方々の移住も盛んな事…
ただ巡るだけでは学べない知識や、気付けない街の魅力について理解を深めました。

富士山生地加工合同会社の工房を訪問。
無地のマフラーから、様々な生地を自らの手でアレンジして配置し、最後にニードルパンチ加工を施すことでオリジナルマフラーを完成させるというワークショップを実施しました。
参加者の皆さんにとって、今まで学校等で学んできたことを応用したり、普段の制作のインスピレーションとなる経験になったと非常に好評のワークショップでした。
「生地や土地を詳しく学びながら自分の手元に形として残るワークショップがとても楽しかったです。」
「将来はデザイナーを目指しているので、普段の制作のヒントになる様なテキスタイルづくりの方法やお話を聞けるのはとても嬉しいです。」
「ニードルフェルティング体験もきっと参加者全員の今後の製作にインスピレーションとなると思います。お話できた他のアルムナイの方々とも繋がってゆきたいです。」
本コンクールの全ての応募者は、アルムナイに入会・企画への参加が可能です。アルムナイは、LINEでのコミュニティになりますので、入会対象者及び入会をご希望の方は以下より友だち追加をお願いいたします。