Next Fashion Designer of Tokyo
2024
東京都知事賞候補
二次審査通過者発表
インクルーシブデザイン部門
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文化服装学院
工藤 野乃花
作品名:feel it
ポイント
- 視覚障害者の方を起点とした柄を触って感じとれる服。
- 1人で着脱しやすいように前あきファスナーにし、ファスナーも大きめの物にした。
- 全体的にはビックシルエットになっているが、袖口、裾のリブを太めにすることで細い手首と脚元が強調される。
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東京モード学園
黒田 菜々子
作品名:Shining Pioneer
ポイント
- テクノロジーとファッションが融合する服を提案。
- ALS(筋萎縮性側索硬化症)の方向けに光ファイバーで表現。
- 感情を服で表現できるようなデザイン。
審査員の主なコメント
- ALSをテーマに挑戦したことを応援したい。
- ファッションで感情を表現する視点が良い。
- アプリ開発などデザインの可能性も広がる。
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東京モード学園
佐藤 愛海
作品名:Color Freedom
ポイント
- 青色は人に落ち着きを与え黄色は明るさや元気を与える。
- 対比の強い色を使用することで異なる色を識別しやすくなり青色と黄色は色盲の方々でも識別が何色ということでこの二色を貴重とした服のデザインに。
- 色は悩まされるものではなく、楽しむものである。
審査員の主なコメント
- 当事者の意見を取入れ立体感等で工夫されていた。
- キルトや立体モチーフを施し表現が深くなった。
- トップスとボトムの調和もとれている。
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東京モード学園
速水 美里
作品名:あべこべ
ポイント
- 前後裏表の無い四方面で着ることの出来るワンピース。
- 汚れてしまって自分で汚れを取るのが難しい人を対象とし、トイレで表裏で着替えられる。
- 汚れの目立たないような柄、バリアフリーな配色。
審査員の主なコメント
- 全ての人が着やすい服とする発想が良い。
- プロダクトとしてのマーケットニーズがありそう。
- 裏表の色調と柄がうまくいっている。
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文化服装学院
松本 優美永
作品名:Comme Je Suis
ポイント
- 着心地よく着れる素材、 ゆったりとしたサイズ感で身動きしやすいようにしている。
- 袖やスカートのまくりやすさを工夫し、困りごとを解決するデザイン。
- スカートは、ベットの上でも着れるように両脇にファスナーをつけている。
審査員の主なコメント
- デザイン全体も美しく服の完成度が高い。
- ユーザー目線の細部の機能性がしっかりしている。
- 制約を逆手にとりデザインの良さに変換している。
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国際ファッション専門職大学
丸山 奈月 ・ 野島 瑛貴
作品名:愛
ポイント
- サポーターには「赤」のファー生地を使用し、テーマである「愛」を表現しつつ、神経麻痺による、尿や生理の経血の漏れた際の汚れが目立たないようにしている。
- おしりをカバーするシルエットのデザイン。
- 一つのアームホルダーで、 多様な活用ができる(腕を支える、衝撃から守る、小物入れ)。
審査員の主なコメント
- 対象者との対話がディテールに表現。
- 実用性とデザインのバランスが良い。
- 説得力もある面白い作品。自分も着たい。
特別選抜賞候補発表
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東京モード学園
阿部 若菜
作品名:自由なポンチョ!
ポイント
- だれでも着られて、自由を表現するポンチョ。
- ネクタイをつなげて、パーツとして使用。
- ネクタイという社会・会社のイメージのパーツを色々な使い方をして自由を表現。
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ESMOD TOKYO
稲野 雄斗
作品名:希望
ポイント
- ファッションを楽しむために必要な視案内情報を点字で入れている。
- 歩くと金属製ボタンが鳴り、周囲が気づけるデザイン。
- 明るいピンクでみんなに興味をもってもらう。
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文化服装学院
津村 映李
作品名:丈を自由に調節できる服
ポイント
- ボリューム感がありながらも、引っかかったりしないようにシルエットをシンプルに。
- 同系色の色を多用することで、華やかなデザインに。
- つけ外し可能なパーツにより丈を調節できる。
審査員の主なコメント